2頭をバラ園に連れて行った時の写真
右がミレア3歳6カ月、手前のナナは2歳7カ月。
余り人ごみには連れて行ったことがないので、この日は犬連れが入ってもよいバラ園に連れて行きました。
我が家の犬たちは人ごみの中では、おしっこもうんちもあまりしないので連れて歩くのは楽ですが、犬にとっては楽しくないということなのかもしれません。
私たちの趣味は写真です。近いので留守番ばかりではかわいそうと思い、写真は1人ずつ撮るということで出掛けました。
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犬の多頭飼いのメリット・デメリット
ドッグランに行くのと違って、犬には楽しいことがなかっただろうと、この写真から思わされます。
我が家のパピヨンは外に出て、じっとしているのが苦手です。
命令をすれば、かなり長いことおすわりも伏せも出来るのだが、こんな場所でじっとしていることは性格的に合わないようです。
1頭だったら抱っこをしていればかなりおとなしくしていられるのでしょうが、こんな場所では2頭飼いの大変さを感じさせられます。
犬の多頭飼いで気を付けること
ミレアは1歳1ヶ月まで私たちの愛情を独り占めで育ちました。
それまでペットレス症候群という言葉を真剣に考えたことがなかったが、ミレアを育てているとその言葉が大きくのしかかってきました。
ミレアに子供を産ませたいと真剣に考えたりしたが、専門家からは余り良い返事が返ってきませんでした。
3キロ位しかなく、食も細い犬が子供を産むのは大変だといいます。
しつけがある程度できたミレアはパピヨンらしく、犬にも人にも愛想を振りまいて食事を食べないことを除けば私が考えていた以上の性格に育ってくれました。
しかし、食べてくれない心配は想像を超えたものでした。
もう1頭居れば少しは食べるようになるのではないかという思いで、飼うことにしたのがナナです。
その時も2頭飼いの問題点などいろいろ調べました。
仲の良い犬もいるが、とても仲が悪く、別々の部屋で飼っている犬がいるということも分かったが、やってみないと分からないことを心配しているよりもその時その時でよいと思う方法をとってみようと思いました。
ナナが来たばかりの時にサークルの外に置いてある、普通にミレアが使っているトイレにナナを使わせたら、ミレアが嫌だったのかトイレのすぐ近くの外にしてしまったときはトイレは2個置かなければならないかと思いました。
しかし、ナナはそこがトイレだとすぐに覚えて使うようになり、ミレアもすんなり受け入れてくれたので、問題も起きませんでした。
その時のミレアと私たちの関係は相思相愛の仲であり、そこにナナが来たのだから気を使うことが多くなりました。
2頭を区別しないということにはことのほか気を使ったし、大きさの違う赤ちゃんのナナを可愛がりたい時もミレアに気を使ったし、ミレアを可愛がりたい時もナナに気を使いました。
それ以上にナナにはしつけの問題がありました。ミレアはおやつなしでもなんでも出来るようになっていたが、小さなナナにはおやつをあげながらいろいろなことを教えなければなりません。
幸運なことに夫が家に居たので、ミレアを散歩に連れ出してもらい、その時間を大切にしてナナをおやつでしつけながら遊ばせました。
2頭の犬たちは時にはじゃれあって遊ぶこともあるが、怪我でもしない限り黙って見守ることにしているが、今まで本気で喧嘩をしたことはありません。
おもちゃの取り合いをしても大きなミレアがいつも譲るので、私はナナの方が強くなるのではないかと少し心配をしたが、ミレアはナナが小さなことを知っていてなんでも譲っていたようです。
ミレアはナナには優しいが、甘えん坊です。そして、同じ犬種でありながら2頭の性格の違いは何事においてもはっきり表れて、戸惑うばかりでした。
私が家に居る限りは私の足元に寝ているミレアと、自分のゲージとミレアのゲージを行き来しながら寝ていることの多いナナは私が用事をしているときは邪魔をすることもなく、まったく手のかからない犬たちです。
二匹の性格の違いー神経質なミレアと余り気にしないナナ
ナナ2歳。
ミレアは何かの弾みに少し尻尾に触ったくらいでも飛び上がるが、ナナは踏まれても平気でいます。
ドアの前の通り道に寝そべっていて私たちが通ろうとしてもナナはよけようともしないので、跨いで歩くことになります。
踏まれることがないと分かっているのだろうが、ミレアには到底考えられないことです。
こんな二匹の犬たちと生活していると自然に笑うことが増えます。
二人だけの生活では思いもよらない生活になったことは想像以上に嬉しいことでした。