人にも犬にも懐かずに散歩に出るとものすごい勢いで吠えていたナナが重症筋無力症になってから、かなり変わってきていましたが、現在はもっともっと変わっているのが見て取れます。
ミレアはもともと人懐っこく、優しい性格でしたが、ナナは家の中では吠えると言う事がなくとてもおとなしかったのですが、どこかとらえどころのないところもこの頃は変わってきたようです。
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病気になり、ふれあいが多くなったことでナナとの距離は縮まった
いままで私が体調が悪く、朝寝していても心配で心配で仕方がなかったのはミレアで、少しの物音にも耳をすましていましたが、ナナは知らんぷりで何も感じていなかったようにみえました。
そんなナナが、この頃はかすかな物音にも耳を澄ましているようで部屋に入るのをいち早く感じて入り口で待っていてくれるようになったのです。
家の中も散歩中もほとんど吠えることが無くなり、犬にも人にもミレアより先に寄って行きたがるナナの変わりように驚くとともにとてもうれしく感じています。
毎日の生活の中でしっかりと絆ができたことを肌身で感じることが出来るようになっています。
二匹の犬を飼っていると片方をかわいがると片方がやきもちを焼くのは見ているだけでわかるので、ナナが先に寄ってきてもミレアが先住犬なので、ミレアを先にして秩序は保つようにしていますが、ナナが先にしてもらいたいのも見て取れます。
犬たちの心をつかむためにも、どんな日も起きてきたら、片方ずつ抱きしめて話をしてあげます。
それが楽しみで、起きてきた私の後を付いて回っています。
たぶんそんな日々の重なりがナナの心を開くことになったのかもしれません。
ナナがすっかりおとなしくなったのに比べて、神経質なミレアは小さな物音にもびっくりして吠えます。
しかし私にべったりで、信頼関係はかなり築けているし、呼べば必ず来るし、吠えるのをやめさせることはできますので仕方がないかと思っています。
ミレアはこれを書いているときも私の足元で寝転んでいるくらい心が通っているし、少しくらい叱っても大丈夫なので心配はないようです。
どちらの犬も私が育てたので私が一番ですが、夫もかわいくて仕方がありません。
犬を飼うと言う事は、子犬の時から真剣に犬と向き合っていれば、問題解決の糸口は見えることと今は信じています。
子犬のかわいさはたとえようもありませんが、人間の思い道理にはならない大変さがあります
その時に良いことと悪いことのけじめをきちんと教えれば、成犬になった時は人間の思いが通じて、心の絆ができた分だけかわいさも増してくるものだと感じているこの頃です。