2012年4月17日 ミレアとで散歩 カートに入れる寸前。
ミレアはカメラを向けると目をつぶるかそっぽを向くかでカメラ嫌いです。
犬(パピヨン)3歳のナナが筋電図の結果、重症筋無力症との診断
筋電図とは神経伝達が末梢神経への届き方を検査するとのこと、ナナの場合は時間経過とともに弱くなっていったが、検査液を入れての検査ではそれが改善されたということで、その治療薬を使えば治癒につながる可能性が強いとのことでした。
重症筋無力症の原因はわからないらしいが、神経節後受容体のアセチルコリン受容体が何らかの原因でアセチルコリンへの反応性が低下し、末梢での神経と筋肉の収縮・運動性活性がうまく出来なくなったために起こるようで、治療は長時間作用型の抗コリンエステラーゼ剤を投与するらしい。
ナナの場合も少量からの投与から始め、少し増やした段階でかなりの効果が出たことはとてもうれしいことでした
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4月11日(水曜日)重症筋無力症の犬 ナナの通院
薬がなくなるのでミレアも連れて、ナナの病院に行きました。
今までのように力強く走れないこと、今までうれしかったり、待ち遠しかったりするとサークル内や私たちのそばで立ち上がって跳ねていたが、そのような力強さがないだけで、日常生活上は健康そのものに見えるようになっています。
欲というのはどこまでも限りないようで、今は行っていない散歩がどのくらいできるのだろうかと期待するようになりました。
先生にその様子をお話しして同じ薬を処方していただき、今月にはしなければならない、7種混合の予防注射のことをお聞きすると、ステロイドを飲んでいるうちにした方がよいとのこと、ミレアとナナの予防注射もしていただいてきました。
注射の後少し様子を見ていてくださいとのことで抱っこして待合室にいたが、ミレアの足が少し暖かいような気がして熱を測っていただいたが熱はありませんでした。
二匹とも帰ってきてからはよく寝て夕方には元気に動いていました。
懸念していた予防注射もできて、また一つの段階をクリアしたことになります。
4月13日(金曜日)重症筋無力症の犬 ナナの様子
思い切って購入した犬用カートが昨日届いたので、ナナを小型犬用カートに入れて久しぶりの散歩にでました。
いつも散歩に行くときにおいて行かれてさびしそうにしていたナナがとても喜びましたが、カートではなく下を歩きたかったのでしょう。
リードを短くカートにつないでおいたが、二度ほど飛び出し中吊りになってしまいました。
公園の芝生の中で少し遊び、満開の桜の下を散歩したがとても嬉しそうでした。
私はナナと付き合ってほとんど家にいたので、かなり疲れましたが運動不足になっていたので、散歩ができるようになったことはナナばかりでなく、私のためにもとてもよかったと思いました。
一度歩いた後カートに入れたら、また出たくて仕方がないようだったので歩かせたが、いつもと同じような歩きを見せてくれました。
しかし、初めての散歩で疲れてはいけないと少し歩いた後に思いカートに乗せたが、かなり回復していると思うことができました。
今日は満開桜のの中を、暖かな日差しに包まれ、ナナの病後初めての散歩することが出来てうれしい日でした。
4月18日(水曜日)重症筋無力症の犬 ナナの通院
薬がなくなるのでミレアも連れて、ナナの病院に行きました。
今までのように力強く走れないこと、今までうれしかったり、待ち遠しかったりするとサークル内や私たちのそばで立ち上がって跳ねていたが、そのような力強さがないだけで、日常生活上は健康そのものに見えるようになっています。
欲というのはどこまでも限りないようで、今は行っていない散歩がどのくらいできるのだろうかと期待するようになっています。
先生にその様子をお話しして同じ薬を処方していただき、今月にはしなければならない、7種混合の予防注射のことをお聞きすると、ステロイドを飲んでいるうちにした方がよいとのこと、ミレアとナナの予防注射もしていただいてきました。
注射の後少し様子を見ていてくださいとのことで抱っこして待合室にいたが、ミレアの足が少し暖かいような気がして熱を測っていただいたが熱はありませんでした。
二匹とも帰ってきてからはよく寝て夕方には元気に動いていた。
懸念していた予防注射もできて、また一つの段階をクリアしたことになります。
4月19日(木曜日)重症筋無力症の犬 ナナの様子
昨日(4月18)はナナの病院の日だった。
ステロイドが1日おきに4分の1錠になり、抗生物質は朝夕半錠ずつとなり、重症筋無力症のお薬は同じ量が処方されました。
ナナがどのくらい今までと違うかはわからないが、私が見る限りでは、日常生活はほとんど普通になり、病気前よりは体力がおちているのではないかと思うような感じまでには回復しているようです。
散歩は1キロ強くらいで、カート散歩に切り替えています。
我が家の犬たちはもともと自己主張する方ではないので、小型犬用カートに入れると入らなければならないのかというように入るので、それ以上に散歩ができるかどうかはわかりません。
しかし2.6キロの犬が1ヶ月弱で4キロ近くも太ってしまい、3.06キロにまでなってしまったのは太りすぎだろうと思います。
ステロイドが食欲を増進させるようで、病気前は食べなくて心配したナナが、食べたくて仕方がないようにしているのは複雑な気持ちです。
抱っこをすると体重の増えたのが明らかにわかりずっしりと感じます。
薬が減れば食欲も落ち着くのだろうかなどと思うこの頃です。
5月2日(水曜日)重症筋無力症の犬 通院の日
薬を飲み始めて1ヶ月が過ぎました。
かなり太ってしまったものの、もう症状がでる前と変わらない生活に戻っているので、散歩も2キロ位は歩いてこられるようになっています。
寝る前のボール投げは楽しくて仕方がなく、ボールを追いかける足取りは健康そのものです。
これで薬を飲まないでも同じようになったら、自然治癒ということになるのでしょう。
今日は病院の日だったが、前回に血液を採取してした検査の結果は(-)のようで薬でよくなっているのだろうが、状態はとても良いと思われます。
今回の薬からステロイドと抗生物質はなくなり、重症筋無力症の薬だけになりました。
ステロイドをなくしたことで何の変化も起きないようだと脳室拡張があっても治療はしないでよいのだろうが、今後も気を付けて体調管理はしなければならないとは思っています。
しかし、病気も悪いことばかりではなく、ナナの性格はずいぶん丸くなってきて、私との信頼関係がすっかり出来上がってきました。
独立心が強すぎたナナが、甘えることを覚えたことによることが多いのだろうと思う。
そしていろいろと心配していたミレアの体重が、400グラム減り、ナナが600グラム増えてしまったことは、2匹の健康管理上の大きな問題として残ってしまいました。
5月7日(月曜日)重症筋無力症の犬 ナナの様子が変
ステロイドと抗生物質をやめたころから食欲はあまりなくなりました。
しかしこれが病気前のナナに戻ったのだから仕方がないと思う半面、食欲がありすぎるのも、ないのも気になるのだから、本当にどうしようもないと我ながら思います。
この日は朝から何も食べないが、こんな日も今までに何度もあったから気にすることはないと思い、午前中に出かけたが、帰ってみるとナナが寄ってきて抱っこしてというように離れません。
抱っこしてあげると体を摺り寄せてく来て、苦しそうです。
一ヶ月でステロイドをやめたのがよくないのか、まだ病気が本当によくなっていないのかわからないが、苦しそうにされるとみていられません。
結局お医者に行ってステロイドの注射をしてもらうことになりました。
帰ったらすぐに元気を取り戻したのだからステロイドが効いたことになります。
そのまま元気になっていてくれたらと良いと思っていたが、8日の夜にボール投げで走りすぎたのか足がつるような感じになりました。
まだすっかり良くなったわけではないと思い、あまり無理はさせられないと思わされました。
当分、重症筋無力症の薬とステロイドは飲み続けることになってしまいました。
6月20日(水曜日)重症筋無力症の犬 やっとナナの病気と付き合えるようになる
しばらく記録を書くのを休んでしまいました。
その間に病気は落ち着きを見せてはいたが、まだまだ薬に頼る状態からは抜け出せないでいます。
5月初旬にステロイドを切ったが、その後の体調悪化で、2分の1錠を2週間、4分の1錠を2週間、1日おきに2分の1錠の後に2日おきに2分の1錠にしたが、2週間目に入って薬が切れたころに5月7日と同じように落ち着かなくなり、抱っこしてほしいという風になったために1日おきに4分の1錠に戻しています。
病状の変化も、薬が切れたことによる症状だということがわかり、いろいろな病気を持っているので原因はわからないが、薬はしばらくは切れそうにない感じです。
毎週のように100グラムずつ体重が増え、病気がよくなり始めたころには2.5キロの仔が3.55キロにまでなってしまいました。
しかし薬を少なくした途端、週に100グラム体重が減ったことは安心につながりました。
この日は血液検査もしていただいたが、異常がないようで、薬の副作用も水のがぶ飲み、体重増加くらいで済んだことはとてもよかったと思いました。
いつ切れるかもしれない薬での治療は続くことになるが、副作用が出ていないことと、現在は1日おきに4分の1錠の薬が必要だということが分かったので気長に病気と付き合っていこうと思いました。
重症筋力症になったときのように歩けないこともないが、こちらの薬は同じ量が続いているので、早い完治を願うばかりです。
発病から4ヶ月が過ぎようとしているが、元気にしているナナを見ると大事に至らなくて本当に良かったと思います。
そして薬の副作用も少なく、ここまでこれたことが何よりだと思っています。