ミレアとナナ
こちらに歩いてくるナナが一時ふらふらとしたのでお医者さんに連れて行こうと思ったとたん元気になったので、どうしようかと迷っていたが、間もなく同じような症状が出て、即お医者さんに行くことにしました。
ミレア(パピヨン4歳3ヶ月)は留守番にしようかと思ったが、何度かぜいぜいと荒い呼吸をしたことがあるので、一緒に見てもらおうと連れて行ったが、こちらは異常なしとのことで安心した。
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2012年2月25日(土曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)にふらつく症状が出た
体中の触診をしてくれ、首や骨の状態なども見てくれたが異常がないようだったうえに、診察室ではぴょんぴょん跳ねる、いつものナナの状態だったので症状がわからなかりませんでした。
足の異常ではないと思うと私が言ったので、神経系統の注射をしていただき帰ってきました。
その時はお薬もいただかず、悪くなったらまた来てくださいというようなことでした。
3日前の2月22日には犬の教室でアジリティやスラロームなど難なくこなしていたので、歩くのが不自由になるなど考えてもいないことでした。
その日から、徐々に症状が進んで20日近くが過ぎています。
その20日の間にとてもつらい思いをして現在に至っているが、日々夢中で過ごしているうちにもう忘れかけていることも多いのに驚き、ナナの症状を残しておこうと思うようになりました。
2月28日(火曜日)ナナに足がひきつるような症状が出た
その後も同じような症状で元気がなかったが、28日の夜に急に動けなくなったので抱き上げたら、足がけいれんしているようだった。
2分くらいのの後にはすっかり治まったがその晩は2度ほど同じような症状が出た。
29日の午前中はほかの予定が入っていたので、午後にお医者さんに連れて行くことにしました。
2月29日(水曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)レントゲンと血液検査
お医者さんの診察室では、普通の動作をしているので、お医者さんには症状を見てもらうことが出来ません。
とりあえずこちらの説明から、そんな症状が出やすいと思うような血液検査、レントゲン検査をしていただく。
血液検査はかなり詳しくしていただいたがどこも異常なし、レントゲンの結果は背骨には異常がないがしっぽ近くの骨が少し変だということが分かったが、それから出ている可能性が無きにしも非ずだが、あまり考えられない程度のようでした。
最初から気圧や天候不順が引き金になっているかもしれないというが、私には納得できなないまま、そんな骨の異常からきている症状だったらそのうちに治るのではないかという思いで、少しは安心感を持つことはできました。
その日は神経の注射をしていただき、5日分の薬(たぶんステロイドと抗生物質だと思う)帰ってきました。数年ぶりの大雪の日でした。
3月5日(月曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院
症状は少しずつ悪化していくようで、薬も余り利いていないようで元気がないが、前日の夜、今まで日課にしていたボール投げを4歳のパピヨンミレアにしてあげると目の色を輝かせて自分の順番を待つようだったのでほんの少しボールを上げると目を輝かせて持って走りました。
こんな時には正常以外の何物でもなく、すぐに治るのではないかという期待を抱くことができました。
しかしその晩は何度か足がひきつるような症状をあらわれ、ボールで遊ばせたことが原因だったのかと気をもむことになりました。
同じような症状が日に数度になり、時間も長くなっていくことを告げて、神経の注射のために毎日通うことにしました。
それでも診察室では正常な動きを見せるので先生には本当のところはわからないという感じでした。
3月6日(火曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院
写真は写しているもの、動画を写したことがなかったので、前日の夜に本を読んでナナの症状を写して先生に見ていただこうと動画を写せる状態にしてデジカメを用意をしていたが、前日の夜に足をひきつっただけでこの日は朝から動作はよくないものの足のひきつりはありませんでした。
この日は院長先生が見てくださったが、同じように診察室で飛び跳ねる犬の状態からは大変な病気とは考えられないようで、足のレントゲンを写してくださり少し膝が弱っているのではないかということでまた症状がでたら来てくださいとのことだった。
この日は今までとは動作の違うナナを足のせいにして安心して帰ってきたが、その晩から何度も足のひきつりを起こし、とても心配して次の日はすぐにお医者さんに見ていただこうと心に決めて夜遅くまでナナの症状と戦うことになりました。
3月7日(水曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院
朝何度か足をひきつるような症状を見せていて日ごとにふらふら感が強まり、毎日通院していても余り良い方向には見えなかったが、相変わらず食事は食べるし排便もあります。
このころから私の精神状態もあまりよくありません。
毎日のようにネットサーフィンをしていろいろ調べているが、同じような症例には出会わず、考えるのは水頭症、脳腫瘍くらいで、3歳の子が脳血栓などにはならないだろうしと思うほかありませんでした。
この日は午前中に動画で写したカメラを持っていき見ていただいたが、デジカメの小さな画面だったのでよくは見えなかったようだったが、いつものように注射をしていただき帰ってきました。
この日の午後からはひっきりなしに足の痙攣のようなものが起きて、そのたびに治まるまで抱っこということを繰り返しました。
もう涙があふれてどうしようもなく涙を流しながら抱きしめていました。
この日はひっきりなしに来る痙攣ににナナも眠れず大変だったことと思います。
一緒に寝てあげようと思ったが、これからの長い看病を思うと、私も病気になってはいられないと思いながらベットに入ったが、眠れない夜になってしまいました。
3月8日(木曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院
この日は昨日カメラから見ていただいた画像をDVDに落として持って行きました。
どうにかならないのでしょうかと先生に詰め寄ったので、今までよりも強い注射を3種類してくれることになりました。
今までは筋肉注射だったが、この日から血管注射に切り替えることになり、毎日注射針を入れないで済むようにとナナの足には注射針を入れた状態になったが、もともとナナはあまり気にする仔ではないので、エリザベスカラーをしないでも大丈夫だったのが幸いというほかはありませんでした。
その日は足の痙攣がほとんどなくなり少しは楽になったようだが、普通の歩行は困難でふらふら歩いては座ってしまったり、伏せてしまったりと全体的に良い方向には向きませんでした。
3月9日(金曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院
この日の午後は我が家の犬たちの大好きな来客があったので、私はナナを抱っこしている時間が長かったが、発作も起きず今までの中では一番機嫌のよい日を過ごすことが出来ました。
夕方お医者さんに行くと、院長先生がDVDを見てくれたあとらしく、今から専門のお医者さんに相談してくれるという話でした。
CTやMRIを撮る話も出ていたが、かなり高額になる上に画像でわかるかどうかも分からず、水頭症であっても、内科的な治療は今している治療と同じになるだろうということでした。
その日も診察室のナナは元気でした。
泣き暮れていた前々日に比べればかなり私の気持ちも落ち着いていたが、家に帰っても、ゆらゆらと歩き、トイレも食事もやっと立っている状態でしかできないのを見るのは辛かったがどうしようもありませんでした。
3月10日(土曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院
この日は院長先生が見てくださり、前の日に脳神経の専門の方にDVDを見ていただいた結果どこかの神経がショートしているのだろうとのこと、このまま治療を続けていきましょうとのことでした。
診察室のナナは元気なので、私の話す症状がなかなか伝わらないのがもどかしかったが、元気な姿を見るのはうれしいし、こんなに元気なのだから、症状さえ治まればよくなるだろうというように解釈して帰ってきました。
お医者さんから帰った後は疲れるのか元気がないことが多くなります。
この日は二日ぶりくらいに軽い足のツッパリのようなものをを起こしました。
その後、食事はふらふらしながらも食べるが、食べた後は疲れてしまって立てなくなることが多く抱っこになるが、毎日の日課にしているボール投げをミレアにしてあげると目の色が輝き、自分の番とばかりに抱っこから降りてしまうのでボールを転がしてあげると正常な時と同じように走ることが出来るのです。
この元気な姿を見たいこともあるが、好きなことはさせてあげたいという気持ちで少し遊んであげるが、こればかりは不思議としか言いようがありません。