3歳の時重症筋無力症と診断されたナナが昨年8月からかなり改善し、抗コリンエステラーゼ剤は朝夕2回飲んでいるものの、ステロイド錠剤を止めることが出来るまでになっています。
以前は座っていたりふせをしていたことが多かったのですが、今は時々走るようにもなっています。
ミレアが13歳、ナナが12さいになり老齢犬の仲間入り
ミレアよりもナナが11ヶ月若いので、普通だったらナナ方が元気なのが普通だと思えるのですが、長いこと病気の心配をしてきて、1週間に1度くらい体調悪化を繰り返してきたナナがミレアと同じように元気になったのは、うれしい反面、ミレアの老齢化が寂しくなっています。
ミレアはずっと元気だったので、幼少期から少しずつ年を重ねていく様子を感じることが出来たのですが、重症筋無力症のナナは病気の改善と共に元気になっていくのを見ると、ミレアの高齢化に比べてナナが元気になっていくのを見るのはとても不思議な気持ちになります。
個体差があるとはいえ、年齢による衰えは仕方がないと思いながらも、いつの間にか我が家のパピヨンたちが高齢化しているのを感じさせられるこの頃です。
人間にも犬にもそれぞれの体質などにより個体差があるのでしょうが、年齢による老いは止めることが出来ません。
ミレアが年上とはいえ元気に過ごしてきたのを見てきて、老いていくのを見るのはとても寂しいものです。
娘がダックスを飼っていて、16歳でなくなりましたが、我が家の犬たちの年齢の時に一番かわいいと言っていた言葉を時々思いでし、先住犬だったために私の足下にまとわりついているミレアがだんだん離れなくなっているのを見るたびに、かわいさが増してくるのを感じます。
シャイで、敏捷であったミレアは今までは私が立つのをいち早く感じて飛び起きていましたが、今はそっと立つとそのまま寝ていることもあり、やはり老いを感じざるを得ません。
その点、ナナは赤ちゃんの頃から、どっしり構えていて、踏まれそうになっても動かない性格だったことから、ミレアほどに老いを感じないのかもしれません。
その上、今は病気だったことさえ感じさせないほどに、元気になっているのでなおさらそう思うのかもしれません。
もしかしたら、快癒しているのかもしれないと思いながらも、若いときに薬を減らした結果、おしっこが出なくなった経験があるので、薬は止められません。
私たちが年齢を重ねるのと同じように家族である、パピヨンたちが年を重ねるのは摂理であり、先のことは考えられませんが、パピヨンと一緒に年齢を重ねながら、今のような生活が一日でも長く続くことを願っています。