7月2日、今日はミレアの49日です。
ミレアが天国に行く日です。
ナナは何か分かっているのか朝から寂しそうな声でキイキイ言って落ち着きません。
ミレアの主治医はナナがとても淋しそうにしているというと、ナナにはミレアが見えるのだと言いますが本当でしょうか。
私たちには聞くすべがないのでなんとも分かりません。
ナナは耳が聞こえなくなったのか、この頃呼んでも振り向きもしません。
どんなにミレアとの時間が大切だったのか分かるような気がします。
ミレアもすこし聞こえにくくなっていたんですが、私たちが出かけて帰ってくるとかなり離れたところからから吠える声が聞こえるようになっていました。
それまでは吠えることなど一度も無かったのにとっても不思議です。
私たちが出かけるのを嫌がるようになっていて、少しでも帰りが遅いと怒っていました。
もしかしたら、自分の命の長さが分かっていたのでしょうか。
わたしの足下にずっといたので、気配を感じるときがあり驚いています。
ミレアと一緒に過ごした14年半がとても貴重な月日だったと感じています。
ミレアが満足そうに召されていったことは嬉しいはずなのに、あの満足そうな顔を思いです度に涙が溢れます。