誰かが家にいるときは、パピヨンたちはリビングを自由に歩き回っていますが、夜寝る時と、留守番の時はサークルに入れるとクレートの中で寝ていることが普通になっています。
子犬の時にしつけたので、今でもほんの少しのおやつをあげることにしていますが、それが嬉しいようで、出かけるときには何も言わなくともサークルに駆け込んでいきます。
その日は、早朝から出かける用事があり、少し慌てていたためか、ナナの扉を閉めるのを忘れてしまったようでした。
午後になって車で帰ってきたのですが、いつもは帰ってきたのが分かっても静かにしていて吠えるということがありませんが、その日はミレアが吠えています。
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ナナのサークルの戸を閉め忘れたようで、ナナだけが自由に歩いていた
ナナのサークルの扉を閉め忘れたことなど私たちは気が付いてもいなかったので、なぜ吠えるのだろうかと訝しく思うとともに、吠えるようになってしまったのかと思いました。
私は犬のいるリビングは開けずに、洋服を着替えるために寝室に行ってしまいました。
夫がリビングの戸を開けるとナナが喜んで跳ねていたということです。
私がいるときもクレートの中で寝ていることが多いので、誰もいないときはクレートの中で寝ていたのだろうと思いましたが、車の音を聞きつけて出てきたのだろうと想像をしました。
そんなナナを見てミレアは面白くなかったのでしょう。
いつもと違ったような吠え方に納得がいき、さぞミレアは悔しかったのだろうと思いましたが、犬は話すことができないので、どんなときにも吠えるほかはありません。
そんな2匹のパピヨンの思いを推し量ってなんとも滑稽でかわいそうなことをしてしまったと感じました。
犬たちは人間の気持ちを読むのがとても上手なので、ミレアに「ごめんね。」といっただけで分かってくれたのではないかと思います。
2頭飼いの難しさもよく聞きますが、我が家のパピヨンたちに限ってはとても仲がよく、喧嘩をすることもなく、先住犬のミレアにナナは従ってでしゃばることもなく、ミレアはナナに優しくしています。
上手に生きていく術を身につけているようなパピヨンたちに、学ぶことの多い日々を過ごしています。