ミレアは2007年生まれの女の子。3歳になりすっかり落ち着きました。
私と夫の二人暮らしの家に、生後70日位でやってきました。
私たちにとって初めて育てる犬になります。
犬を飼おうと思ったのは隣のゴールデン・レトリバーが余りにかわいかったのと、娘たち夫婦が飼っていた、ミニチュアダックスを時々預かっていて犬に興味を持っていたことです。
ダックスがとても懐いてくれ、犬が恐かった私から犬の怖さをのぞいてくれたことは大きな要因になりました。
スポンサーリンク
我が家にパピヨンがやってきた
まず犬種選びから始めました。
犬を飼いたいと娘に相談したら、ペットショップに連れて行ってくれて、犬の種類や様々なことを教えてくれた上に、自分で犬を飼うときに読んだのだろう分厚い犬選びの本などとともに、何十冊もの本を貸してくれました。
よくわかっている性格のミニチュアダックスを飼おうかと思ったら、同じ犬種を飼うことはないだろうと反対されたので、そのほかの犬種から選ぶことになりました。
私の年齢では大きな犬はとても扱いきれないので最初から小型犬に決めていました。
手入れが簡単で、元気で育てやすい犬を探して行ったらパピヨンにたどりついたのです。
パピヨンには出会ったこともなくどんな犬かもわからないまま、パピヨンのブリーダーさんをネットで調べて見せていただくことにしました。
ネットで調べるとパピヨンのブリーダーに可愛い子犬の情報も出ていたので見に行くことにしました。
パピヨン犬舎だったので何頭ものパピヨンを見せていただき、初めて会った子犬が気に入ってその日のうちに契約してしまいました。
家に帰って子犬を迎えることが出来るよう準備を始めました。娘は犬を飼っているのでいろいろアドバイスをしてくれるとともに必要なものを分けてくれたので助かりました
名前はミレア。早速犬を迎えに行き、犬との生活が始まることになりました。
人間は自分にも予測できないようなことを自分の意思でするのだから不思議です。
今は我が家に居なくてはならない二匹のパピヨンとともに一喜一憂の日々を送っています。
今まではわからなかったペットロス症候群になる人の気持ちが痛いほどわかるし、犬のいない生活など考えられなくなっています。
パピヨン二匹を育てるにあたってとくに注意したこと
- 咬む犬にしない
子犬は甘咬みをする。我が家の犬も来た時はミレアもナナも甘咬みをしました。
そのたびに「いけない」としかるとともに手を口の中に入れました。
苦しいので嫌がり、何度も繰り返しているうちに甘咬みも収まりました。
今まで二匹とも人も、犬も咬んだことがなく、咬まれたこともありません。
- 無駄吠えをさせない
ミレアは家では小さな音にも反応して吠えるが叱ると止めるようになっています。
散歩は大丈夫だが、ドッグランなどでナナが吠えると真似をするのか一緒に吠えます。
なるべく吠えないようにするのが目標。
ナナは家では吠えることがない。
外で吠えるのをやめさせられるかが今の最大の目標。
ミレアのしつけと性格
ミレアは神経質でトイレのしつけ、食事の躾と随分苦労させられたが、性格は友好的で特に小さな時はどんな犬とも仲良くなれて、散歩はとても楽しいものになりました。
その詳細は躾や遊びのところでで詳しく書くことにします。
ナナのしつけと性格
ナナ1歳10カ月。2008年生まれ。ミレアより11カ月下の女の子。
ナナはミレアが食事をほとんど取らなくなってしまったために飼うことにした犬ですが、ミレアが寂しがり屋であったことも大きいことでした。
歳も押し迫っていたのでていたので2か月未満で連れてくることになりました。
人間でいえばミレアとは母親の方の叔母と姪にあたるが、性格は正反対です。
同じ犬種でこんなにも性格が違うものかとびっくりする位でした。
トイレは家に連れてきた日に教えたらほとんど粗相をしないで覚えるし、サークルの中でとてもおとなしい。
ミレアを母親と思ったのかおなかに入ってお乳を探るような仕草をするし、大きさが余りに違うので一緒に遊ばせるのは見ている私が疲れて、時間を決めなければならなかったので、サークルに居る時間が多くなったのかもしれないが、泣くこともなくおとなしくしていました。
しかし、散歩をするようになって大きな問題を抱えることになります。
これらもは躾のところで詳しく触れることにします。
ナナのしつけでも一喜一憂を繰り返すことになりました。
二匹の犬の体重と日常
ミレア3.5kg ナナ2.5kg ナナは毛が多くふさふさしているために見た目にはさほど変わりがないように見えるが抱っこをすると1kgの差は手ごたえで感じます。
ミレアは私の足元がふだんの居場所。神経質なので少しでも動くと飛び起きるし、外の少しの物音にも反応します。
私が動くと落ち着かないでついて回ります。
外出などは少しのそぶりでも気がつくようで前の晩からわかるようす。
他の犬を育てたことがないのでわからないが、家の犬はおもちゃをとり返したり食べ物をとり返したりはしないし、とても友好的で仲が良い犬たちです。
ナナが小さかった時はミレアが持っているものをナナが引っ張り、ミレアがナナにはなんでも譲っていたが今はナナもミレアのものを取り返すようなことはなくなっています。
ナナはサークルのゲージの中がお気に入りで、ミレアはサークルに入ることがないので、散歩や遊びのほかはその中で寝ていて、二つのサークルを行ったり来たりしてどちらも自分のもののように使っています。
外の物音や外で起きていることには無反応。吠えることも泣くこともありません。
そばに居て少しくらい尻尾を踏まれても気にしないし、平気で私の足の上に座っていたりしています。
二匹のパピヨンも現在4歳6ヶ月と3歳7ヶ月になり、私も犬と真剣にかかわって4年数か月、犬のしつけで一番大切なことは、食べ物を上げることでもなく、おもちゃを上げることでもなく、犬との信頼関係を築くことの大切さを犬に教わったことでした。